西山
こんばんは!
今日は東京八重洲アンタースタジオ‥‥えっ!!今日なんか違くない??
飯塚病院!!ゲストは豪華です!!!
今日は何と福岡の飯塚病院のスタジオからお送りしています!!
これが私の働き方改革飯塚病院ということで、いろんな先生方に登壇してもらいます。
西山
ではですね、まずは柏木先生にお話いただきます。
「連携医療緩和ケア科」略して連ケア科の柏木先生です。
よろしくお願いします。
柏木先生
よろしくお願いします。
アンター二回目の登場です。
早速ですが、西山さんは「ダイバーシティー」って聞いたことありますか?
西山
はい、もちろんです!?
柏木先生
どんなイメージですか?
西山
やっぱり多様性ってところで、世の中的にはリモートワークや副業がOKとなりつつある中で、いろんな人とどういう風にコミュニケーションを取って、うまくやっていくのかなっていうところが気になっています。
柏木先生
おっしゃる通り。
これは医療業界関わらず非常に色んな業界でダイバーシティーが大事です!
その背景には、労働力不足・働き手不足の中で、様々な状況の人でも社会に参加できる、働くことができる環境が必要だということがあります。
今回のレクチャーでは「多様性」って言葉で「ダイバーシティー」を認識してください。
医療業界の「ダイバーシティー」と言うと、ここでは個人的な意見なのですが、こんな環境だなと思ったんですね。
医療業界で組織として成果を出そうと思ったときにはまず、独身の若手の男性の医師をズラッと並べるのが一番手堅いんですね。
西山
かなり限られますね。
柏木先生
そして、当直があって、朝8時30分に始業して夕方まで働いて、その夜当直をして次の日働くこともあるので、睡眠不足に耐えうる力っていうのが一番大事な能力です。
下手したら、1日中寝ないですね。
西山
はあ~!寝ない!!
柏木先生
そういった当直明けが平常運転という環境だと、異論・不満があるわけですよ。
ただしそういうのは根本的な解決がなされずに飲み会で解消すると。
西山
なるほど。飲み会で解決するんですね。
柏木先生
で、人生を支えるスキルよりも、組織にとって都合の良い人材を並べるほうが強いんですね。
どういうことかって言うと、よくベンチャー企業であるような、将来こういうことをしたいからここではこれを身につけて、次はこうやってステップアップしたいから転職する、というようにどんどん入れ替わっていくとキツいんですよね。
君には一生独身で寝ずに文句言わずに働いて欲しいと(笑)
飲み会を開いて不満を解消するから(笑)
そうすると、組織に過剰適応してしまい、離れにくくなる。
いろんな組織がどうするかって言うと医師を派遣することで地域医療を支える。
これはダイバーシティーとは真逆。
で、まあそうは言っても、みんな過労死ってどうなんだとか。
実際、労基署が入ってとか事実としてあるので、最近では4つの目標が重要と言われています。
不健康な男性が働くというのはもう終わりという、勝ちパターンの終焉です。
なので、今後は組織としては、フルタイムで働けなくても、子育てをしながらでも働き続ける事が出来るように、組織の多様性にこだわる必要性があると考えています。
では、今後、私たちは何をすべきなんでしょうか?
柏木先生
重要なのは、どうやって、労働時間を短縮するのかではなく、エンゲージメントをどう向上させるかです。
『労働時間が短い=幸せ』ではないんです。
それは、どういうことかというと...
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