メルマガ特集第5回、始まります!
今回の記事はブスコパン錠の使い方についてです!
胃痛や腹痛によく用いられ、市販薬も出ている有名な薬ですね。
どの科であっても、処方された経験ある先生は多いのではないでしょうか?
しかし、メジャーな薬ではありますが、副作用や禁忌もあり、医師の中には使いづらいと感じる先生もいらっしゃるように思います。
今回はそんなお悩みについてのQ&Aです!
冬の時期の嘔吐下痢で来院…細菌性かも?
ちょうどこの冬の時期、嘔吐下痢で来院される方多々いらっしゃると思うんですがみなさんブスコパン(ブチルスコポラミン)どのように使われてますか?
どうしても腸炎などだと細菌性かもと思い腸蠕動抑制→菌の貯留と思ってなかなか使いづらく、使用したことがないものの、腸蠕動の痛みにはよく効くとか。
どのような下痢とかにどのように使われてますか?
次の患者には投与しないことを原則とするが、特に必要とする場合には慎重に投与すること。
細菌性下痢患者[治療期間の延長をきたすおそれがある。]
患者さんの症状の特徴などを見て、処方を変えている
基本的には、水様便が頻回で、感染性腸炎が疑われる方には、整腸剤を出して、水分摂取を促してます。あとは、その方の重症度とキャラクターに合わせて、飲みやすい、あるいは受け入れやすいものを処方することにしています。五苓散を出すこともありますし…
また、感染性腸炎で用いられる漢方としては「五苓散」がありますね。
引用文では、さらにほかの漢方薬についても書かれています!
先生方によっても、使う薬は様々ですね。
今回は3つの回答を紹介しましたが、参考にしてみてはいかがでしょうか?
急性下痢症についての役立つ参考資料へのリンクもご紹介します!
今回の質問はブスコパンについてのものでしたが、この内容と関連してこちらの急性下痢症についてのガイドラインもおすすめです。是非お読み下さい!
「亀田感染症ガイドライン 急性下痢症(外来編) 」
Antaa QAでは他の手段の紹介も!
これでメルマガ記事の第5回、ブスコパンの治療についてを終わります。 今回は先生方によって、対症療法を用いる方や、漢方を用いる方など、回答が様々でしたね。 いろんな選択肢を他の医師の方からもらえるのはとても素晴らしいですね!
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