常見亜佐子「Antaaで志を持っている同志と繋がれた」AntaaMembersインタビューVol.3

都内病院で医師生活10年目の常見亜佐子医師。糖尿病の専門科として勤務する中で感じていた課題を共感できる人とのつながりを求めてAntaaに関わるように。

今回はAntaaと楽天グループの協働プログラム「インタビュー企画」の第3弾ということで、常見医師が感じるAntaaの価値や、医療現場で感じる課題について様々お話を伺いました。

※連載:AntaaMembersインタビュー企画とは

Antaaと関わったきっかけ

「医師同士の垣根を超えたつながりを求めていた」

Antaaとはどんなきっかけで関わることになったのですか?

1年半ほど前に参加したUML(※)というAntaaが主催していたイベントに参加したのがきっかけです。

(※)UML(United Medical Leaders)とは、10年目以下の医師が、出身大学や標榜科などの枠を超え、新しい知識、新しい感覚、新しい人脈に触れて自らの可能性を広げ、次世代の医師のつながりをつくるサミットです

なぜ参加しようと思ったんですか?

医療業界って普通に過ごしていると、同じ病院同じ大学の人たちとばっかり顔を合わせていてすごくクローズドなんですね。

特に若手の段階だと、他の病院や地域など垣根を超えた同世代同士のつながりってあまりないんです。

ちょうどその頃、医師としてどうやって進んでいこうか考える中で、医師以外の職種の人たちとつながりを持ちはじめていました。

いろんな志をもった人との交流が増えたのは良かった一方で、医師で同世代の人たちと会えないかと考えていたときに、AntaaのイベントをFacebookで見かけて参加してみようと思いました。

実際に参加してみたら主催者の方が同世代で、参加者も良い人が多くて、求めていたつながりが持てる場でした。

こんな風に使っています

AntaaQAのサービスは使ったことがありますか?

AntaaQAでは、何度か質問や回答したことはあります。

普段は、都内の規模が大きい大学病院に勤めているのもあって専門外の患者を診る状況があまりありません。

また様々な科の専門の先生がいるので、もしわからないことがあっても周りに聞ける環境なんです。

なので私の場合は、ガイドラインにはこう書いてあるけど、実際本当に全部やるのか?という現場感を知りたいときは質問したり、現場感について回答したりする際には、AntaaQAを活用しています。

たとえば、経過観察って、3カ月に1回なのか?半年に1回なのか?どんなフォローをするの?みたいなものですね。

ガイドラインにはそこまで書いていないので、糖尿病の専門医として答えられることは答えています。

あと糖尿病は薬も注射もたくさん種類があるので、紹介された患者さんが使っている薬についてもっとシンプルにできないか?みたいな質問にも答えました。

常見医師が感じたAntaaの価値は何ですか?

私が恩恵を受けた体験としては、Antaaのサービスというより、Antaaを通じて同じようなアンテナを張って、志を持っている人と繋がれたことですね。

Antaaには普段の診療の中で、その現実に疑問を抱いていたり、何か解決しようとしている人が多い印象です。

みなさんエネルギッシュというかタフというか(笑)普段のコミュニティでは出会えない人と、つながりを求めている人は多いのではないでしょうか。

医療の課題を感じる瞬間「もっと根本から解決したくなる」

常見先生はどういうときに医療現場での疑問や課題を感じるんですか?

そうですね…。日々目の前の患者さんに対して粛々と診療をやっていると、糖尿病などは特にそうなのですが、不毛に感じる瞬間があるというか…根本から解決したくなってくるんです。

たとえば、川があって上流で鬼が赤ちゃんを捨てているとしたら、普段の診療って下流で一所懸命赤ちゃんを救っている感じなんですね。

もちろん下流のほうで赤ちゃんを救うのは大事ですけど、上流から鬼がずっと赤ちゃんを流してくるので永遠に救い続けないといけない。そうなると上流にいって鬼を退治しに行った方がいいのではと感じるようになるんです。

もちろん日々のやりがいは患者さんとの直接のやり取りの中で生まれますし、どっちもプレーヤーは必要だと思うんですけど、末端ばかりだと不毛に感じてしまうんですよね。

今後やりたいこと「なるべく病気のbehindなく、豊かに幸せに生きてほしい」

川の上流にアプローチしていきたいとのことですが、常見医師が今考えていることや、今後やっていきたいことはありますか?

そうですね。研究っていうのも上流を攻める一つの手段だと思うんですけど、私はどちらかというと対面が好きなタイプなんですよね。

たとえば今診療とは別に、一型糖尿病という疾患を抱えている患者さん同士が集まる会をやっているんです。

完治が難しく死ぬまでお供する、かつレアな疾患なので、あまり同じ病気を持つものどうしが出会えないんですね。

患者さんには医療を提供するだけじゃなくて、豊かに生きてほしいという想いがあって活動を続けています。

医師や患者さん自身の講演や、ディスカッションなど内容は様々ですが、そういう機会にたどり着けるかどうかって患者さん自身のリサーチ力にもよるんですよね。

地域によって開催頻度も変わりますし、自分で情報をとりに行けずに漏れているような人達もいて、本当に情報格差が激しいんですよ。

医療技術や医療機器も日々急速に進化していますが、患者さんによっては存在さえ知らなかったり、専門医がいない病院に通っている人もいて、それがすごくもったいないと思うんです。

もっと快適で豊かな暮らしができるよってことを、どうしたら自分の患者さんだけでなく平等に伝えていけるのかというのはすごく考えます。

そんな風に主体的になれたきっかけや、モチベーションを維持できているのは、Antaaを通じて知り合った同志の存在がすごくありがたいです。

ひとりでずっと頑張り続けるのってしんどいですもん(笑) オンラインで自分の活動や考え方を発信している人が多いので、それをお互いにいいねって言い合える仲間ができたことが良かったなと思っていますもん(笑)

オンラインで自分の活動や考え方を発信している人が多いので、それをお互いにいいねって言い合える仲間ができたことが良かったなと思っています。

 


 

連載:AntaaMembersインタビュー企画とは

Antaaと楽天RSA(※)協働プログラムの一環としてインタビューを企画。

医療業界ではない楽天の取材チームが、ITや編集の視点を織り交ぜながらAntaaのサービスを利用している現役の医師たちへ、Antaaとの出会いや使い方についてお話を伺っていきます。

(※)RSA(Rakuten Social Accelerator)とは
楽天グループが持つテクノロジーやビジネスアセットを、社会課題の解決に取り組む団体に提供し社会課題の解決を加速するプログラム。2019年6月17日~12月31日までの協働を通してAntaaの事業を推進。

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