【オンライン配信 出演者インタビュー】すべての人においしく栄養をとってほしい

今回は、世界初の完全栄養食チョコレートを開発し、2020年1月に株式会社SpinLifeを立ち上げ起業された、北海道大学医学部4年/株式会社SpinLife代表の中村恒星さんへ、Antaaの医学生インターン(通称:医ンターン)平手が取材致しました。
どうして、完全栄養食チョコレートの開発を手掛けられているのか、起業に至った経緯やこれからの展望について幅広くお話を伺いました。

*中村恒星さんのオンライン配信動画はFacebookグループからご覧いただけます!

 

薬学部卒業と同時に北海道大学医学部に編入!

なぜ薬学部から医学部へ編入?

中村さんは高校時代は甲子園を目指して野球漬けの日々だったそう。それから4年間富山大学の薬学部に通い、卒業と同時に北海道大学医学部に編入!その裏にはどんな想いがあったのでしょうか。

 

中村さん

富山大学が医学部・薬学部併設キャンパスだったので、医学部でしかできないことや薬学部でしかできないことが見えやすかったんですよね。

もともと研究者になりたくて、臨床の現場を見ることは研究者としてすごく有益だと思いました。あと、解剖とかもしてみたかったので、この若い段階で選択肢に幅を持たせたいなと思って編入しました。

 

平手
そうなんですね、驚きました!編入の勉強も大変だったんじゃないですか?
 
中村さん
隙間時間のオンパレードでしたね。研究室と編入試験の両立が大変でしたね。もう二度としたくないです(笑)
 

Antaa代表中山との出会いはどこで?

 

中村さん
もともとTwitterかなにかで知っていて、2年前くらいに中山先生がUML*で北海道にくることを知り、参加しました。そこでAntaaの初期はLINEを使って手打ちで対応してたと聞いて「なるほど、サービスをつくるとき最初は本当に泥臭くするんだな、自分もやっぱ泥臭くいくしかないな」と思いました。その時のことは本当によく覚えています。
*UML若手医師・医学生を対象にAntaaが主催しているオフラインコミュニティイベント。
平手
私は二年前、全然Antaaのことを知りませんでした。しっかり情報収集されているんですね。
 
 
中村さん
そうですね、SNSは遊びでしか使わなかったんですが、最近はビジネスツールとして使うようになりました。
 
平手
ブログ、Twitter、Instagram、YouTubeと様々なSNSを駆使して発信されていますが、SNS運営において意識していることはありますか?
 
中村さん
SNSやブログは自分の資産だと思っていて、僕が寝ている期間も彼らが僕のことを語ってくれているわけで、それってすごくいいなって。全部のコンテンツがつながっていて、僕が良くやるのはTwitterの内容をYouTubeで深堀とか。要は結局タイムラインに流れていくので何回も出さないと皆みてくれないので、時間をずらしてTwitterやインスタに流しています。
 
平手
ストーリーは消えてしまいますから、そのようにTwitterに残しておくのもいいですね。
 
中村さん
Twitterにインスタの投稿を載せると「あれ?この人インスタもやってるのかな」って見てもらえたりもします。
 
平手
そうするとフォロワーが増えますね。私もAntaaでTwitter運用をしているので頑張ります!
 

すべての人においしく栄養をとってほしいとの想い

今やっている事業について

中村さんは表皮水疱症という遺伝性の皮膚難病の患者さんと出会ったことから、患者さんや高齢者を含む、すべての人においしく栄養をとってほしいとの想いで完全栄養食チョコレートを開発したそうです。

 

平手
医療を変える活動にも学生団体やNPOでの活動など色々ありますが、どうして起業しようと思ったんですか?
 
中村さん
そうですね、持続可能性や僕が居なくても回る仕組みを作りたかったからです。今後、事業拡大の際に社員を雇うってなったときに、株式会社の方が社員の生活を保障しやすかったり、もし事業を離れざるをえないことがあってもこの事業がずっと続いていってほしいからです。

医学生が起業するにあたって必要なスキルは?

平手
実際に起業してみて必要だったなと思うスキルはありますか?
中村さん
医学部生は特に、自分の今いるコミュニティーの外にとりあえず出る。医療系の人って同じ価値観、同じ考え、同じ将来設計の人といることが多いけど、それだと起業はしづらい。起業って自分のスキルにないことが必要になってくるので、自分のコミュニティーの外に出て、自分と違う価値観、違うスキルで生きてきた人と出会う数を増やす。僕、結構メンバー集めは運がいいって言われるんですけど、待ってても来ないので自分から動いて接触する数が増えたからこそ分母が大きくなって、当たる数も多くなったっていうのがある。動き回ることが大事です
 
 
平手
そうなんですね。具体的にどちらに行かれたんでしょうか?
中村さん
僕は東京の若手起業家コミュニティーに参加しました。どちらかというと大人より同世代ですね。
 
 
平手
中村さんのブログで、東京に月一でいらっしゃっていると拝見したので、凄いなあと思いました!
 

モチベーションを維持する秘訣とは?

中村さん
これは結構意外だと思うんですけど、部活やクラスの同級生と話したり、遊んだりすることが息抜きになってます。
平手

息抜き大事ですよね!
 

将来のビジョンや医師としてのこれから

平手
中村さんが解決したい医療問題について教えてください。
 
中村さん
僕は根本はアカデミック気質で、最終的には創薬とか今、治療法がないものをアカデミアの面から治療につなげていきたいなと思います。
 
平手
興味深い取り組みですね!将来のビジョン医師としてどう活躍したいかについて教えてください。
 
中村さん
日々変わっているので答えるのは難しいんですけど…そうですね、臨床医はあまり考えていなくて、そもそも初期研修をやるかどうかも迷ってるくらいなんですけど、ひとつあるのは、医学の考え方や実習で見たものは純粋な研究者とかは知らないことが多いので、医療以外の特殊なスキルを持った人と上手くかみ合わせて「え、そんなことするの?」ってことをしていきたいです。例えば今やっているチョコレートで医療?!みたいな。
 
平手
話題性ですね!私も初めて完全栄養チョコレートを見つけたときはびっくりしました!
 

起業を目指す医学生、若手医師にひとこと

中村さん
やるって言ったからには本当に熱意をもって諦めないことですね。批判する人とか否定する人が沢山いても、そこを振り切れるくらいやりたいことかどうかを確認したほうがいい。人を巻き込むと責任がすごくて。一人でだったら止まろうと僕の責任だけど、起業してサービスを広げるためにはメンバーが必要で、人を集めた瞬間立ち止まれなくなるので、、、その覚悟を持てるかどうかかなって思います。僕もこの先、結構ビビってますからね。(笑)
 
平手
初期研修中は会社は他の方に任せるんでしょうか?
 
中村さん
そうですね、実質、株式を僕が持ってれば会社の権利は僕にあるのでやってくれる人がいれば問題ないですね。そこは、はじめはメンバーにも「三年後、医者になったら辞めるの?」って聞かれましたね、やっぱり彼らも不安ですよね。そこは意思疎通しながらやってます。
 
平手
そもそもスタートアップに入るって勇気がいるし不安だなって思うんですけど、いいメンバーに恵まれて羨ましいなって思います。
 
中村さん
ありがとうございます!

取材を通して、医学生インターンとして感じたこと

”完全栄養チョコレート”を知ったのは去年の冬です。
「面白いことやっている医学生いる!」と思っていましたが、今年の1月に登記されて、クラウドファンディングも成功し、もうすぐ渋谷のPARCOにポップアップショップも出すそうで、その行動力や事業の進むスピード感に圧倒されました。 

配信前も配信中も視聴者から質問や応援メッセージが多く寄せられ、とても盛り上がる配信となりました。
中村さんの”完全栄養チョコレート”にかける情熱が視聴していた皆さんに伝わり、また中村さんと同じように起業を目指す医師、医学生がとても勇気づけられたのではないでしょうか。

中村さんは発信する情報の内容を工夫したり、こだわりを持ってSNS運用されていて、今、SNS運用に携わっている私も、参考にしたいと思います! 

”完全栄養チョコレート”どんなお味なんでしょうか??
発売がとても楽しみですね!
 
この度は配信、インタビュー共にありがとうございました。 
また是非オンライン配信へのご登壇、よろしくお願い致します!

*中村恒星さんのオンライン配信動画はFacebookグループからご覧いただけます!

 

中村恒星(なかむらこうせい)
北海道大学医学部4年/株式会社SpinLife代表

自身が心臓の難病を患っている経験から、難病患者の支援を志す。ミャンマーでの国際医療ボランティアや島根県隠岐の島での離島医療見学の経験から医療の外側の問題を解決するために活動を開始する。北海道大学では脳腫瘍の研究に従事し、将来は、医師・研究者・起業家の3つの側面から医療の課題を解決していくことが目標。株式会社SpinLifeでは患者さんや高齢者を含む、すべての人がおいしく食べられる完全栄養チョコレート「andewを開発している。5月22日からオンラインショップにて販売開始!

取材:平手千晶 (ひらてちあき)
アンター株式会社 インターン /杏林大学医学部5年生

1〜4年生までは部活(ボート)やバイトに大忙し、たまに外部の勉強会に行くような普通の医学生だった。4年生の12月、ある学生起業家と出会い話す中で、自分も”起業したい”という想いが爆誕。起業するにはとりあえずインターンかなと思い、速攻Wantedlyで医学生でも出来るインターンを探し2020年2月にAntaaにJOIN! AntaaではTwitterの中の人、メディア、オンライン配信の企画、告知に携わる。 最近はAntaaNEWS、オンライン配信の司会に奮闘中将来は予防医療やフェミテックの分野に進みたい。

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