AntaaNEWS ダイジェストー2020年5月

Antaaでは、2020年4月14日からAntaaNEWSの配信をスタート致しました!
AntaaNEWSでは、医療現場で緊迫した状況が続いていくことが予想される医師の皆様にとって、少しでも有益な情報を毎日収集し、お届けして参ります。
番組終盤では、Antaa COO 西山の占いなど、ささやかな楽しみをお送り致します。

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生放送:12:00〜12:05 5分間

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また、皆様からの情報もお待ちしております。 どんな小さなことでもお声をお寄せいただけましたら幸いでございます。
皆様からの情報・お声の投稿はこちらからお願い致します。

<過去ダイジェストまとめ>
・2020年4月

AntaaNEWS 2020年5月25日放送分

【COVID-19と脳卒中との関係 – Stroke】

COVID-19に伴う脳卒中の割合は従来予測されていたより少ないかもしれません。20日、ニューヨーク大学の研究者らはStrokeに掲載された論文で、ニューヨークのヘルスケアシステムの統計を用いたレトロスペクティブ・スタディーを行い、脳卒中の合併率が1%未満であることを報告しました。また、これらの脳卒中患者の死亡率は63%に達しました。
参照元:https://www.ahajournals.org/doi/10.1161/STROKEAHA.120.030335

【アビガン精製が大幅に効率化】

東京大学大学院理学研究科理学部の研究グループは最近、新型コロナウィルス感染症に対する治療薬として、世界的にも注目を集めているファビピラビル(商品名:アビガン)の合成中間体である3-ヒドロキシ-2-ピラジンカルボキサミドの高効率な合成法を開発しました。この化合物の生産には多量のの廃棄物が生じ、生じた廃棄物は環境汚染を引き起こす可能性があり、その処理に手間がかかるうえ、費用もかさんでいます。研究グループは原理的に廃棄物を生じない触媒法を見出し、廃棄物をほぼゼロにすることができました。本法は現行の製造ルート内での改良であり、すぐにも現行の製造法に適用できると考えられます。発表者グループは、他の現行製造ルート内での改良、製造ルートそのものの改良、連続フロー製造法の開発も行っていて、これにより、アビガン生成の大幅な効率化が実現するとされています。
参照元:https://research-er.jp/articles/view/88939

【高リスク患者を予測し、医療者に警告】

米EpicはCOVID-19患者の容態悪化を捉える予測モデルを提供していましたが、予測精度を高めたアップデートを実施しました。新しいモデルは3時間以上前から高いリスクを示し医療者に警告を与えることができます。増悪リスクを早期に捉えることは、重点観察の必要な患者の見極めに有効となるばかりでなく、周囲の協力施設も含めた事前の病床確保も可能にすることから、より効率的な地域医療提供体制の構築に資する可能性があります。
参照元:https://www.statnews.com/2020/04/24/coronavirus-hospitals-use-ai-to-predict-patient-decline-before-knowing-it-works/

詳細はこちらから:AntaaNEWS 2020年5月25日放送分ダイジェスト

AntaaNEWS 2020年5月22日放送分

【COVID-19 TEAM APP – ウォーリック大学】

COVID-19に関する情報収集を支援するサイトの紹介です。COVID-19 TEAM APPは、ウォリック大学において臨床教育を担当している医師などが発案、開発したもので、The Lancet, New England Journal of Medicine, Public Health England, CDCなどを情報源として、COVID-19患者の治療やケアに関する最新情報を紹介するものです。
このサービスは無償で提供されており、幅広く活用されることが期待されます。
参照元:https://covid19team.app/

【人工知能を使用した計算生物学的研究でCOVID-19の起源を探る】

オーストラリアのディーキン大学のグループは、AIを用いたゲノム解析により、コウモリがセンザンコウよりもCOVID-19ウイルスの宿主である可能性が高いことを明らかにしました。
COVID-19の重要な遺伝子データをAIで抽出する試みには注目が集まっており、様々なアルゴリズムを用いた研究がそれぞれのの利点・欠点を補い合いながら、ウイルスとの共存に向けた戦略が構築されることが期待されます。
参照元:https://www.biorxiv.org/content/10.1101/2020.05.12.091397v1.full

【オンライン症状チェッカーの質について – Medical Journal of Australia】

オンライン症状チェッカーはかなり不正確です。
11日、Medical Journal of Australiaに掲載された論文によれば、オーストラリアで利用できるオンライン症状チェッカーの正診率はわずか3分の1に留まり、上位3つの候補を含めても5割程度にしかならないとのこと。
他方、病院受診のアドバイスについては、緊急時は6割程度適切でした。
今後の発展が期待される領域であり、適切な質の評価が求められています。
参照元:https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.5694/mja2.50600

詳細はこちらから:AntaaNEWS 2020年5月22日放送分ダイジェスト

AntaaNEWS 2020年5月21日放送分

【回復期血漿療法が有効である可能性 – medRxiv】

回復期血漿療法に関するプレプリントの紹介です。13日にヒューストンのメソジスト病院の医師らによってmedRxivに投稿された論文によれば、25人のCOVID-19重症患者に回復期血漿を輸血したところ、輸血後14日目までに19人の患者の臨床スケールに改善が見られたとのこと。臨床試験による検証が求められています。
参照元:https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2020.05.08.20095471v1

【臨床試験がパンデミックに受ける影響のさらなる検討が必要】

何百もの臨床試験がパンデミックの最中の新規登録を一時停止しています。カナダのクイーンズ大学の腫瘍内科医であるジャネットダンシー氏は、「COVIDの影響をどのように説明するかについて計画を立てる必要がある」として論文を発表しました。臨床試験のデータの評価についてはさらなるデータの収集と分析が期待されます。
参照元:https://science.sciencemag.org/content/368/6492/693

【コロナウイルス感染症がせん妄やPTSDをもたらす可能性 – Lancet】

コロナウイルス感染症はせん妄やPTSDを引き起こす可能性があります。18日、ロンドン大学の研究者らによってLancet Psychiatryに発表されたレビューによれば、COVID-19の入院患者の4人に1人がせん妄を経験しているほか、SARSやMERSを対象とした研究を参照すれば、PTSDなどのリスクが上昇する可能性があるとのこと。リスク因子の特定と適切な介入の開発が求められています。
参照元:https://www.thelancet.com/pdfs/journals/lanpsy/PIIS2215-0366(20)30203-0.pdf

詳細はこちらから:AntaaNEWS 2020年5月21日放送分ダイジェスト

AntaaNEWS 2020年5月20日放送分

【PCRに代わる迅速で簡便な検出方法の開発に成功】

東京医科⼤学の共同研究チームが、PCR法に代わる革新的核酸増幅法を用いたCOVID-19の迅速診断法の開発に成功しました。
この方法では、核酸(DNAやRNA)の抽出が不要であり、全く新しい革新的核酸増幅法(SATIC法)を用いることで、唾液などのサンプルから25分で判定が可能です。
唾液の場合、患者本人による検体採取も可能となり、医療従事者への感染のリスクを低くできる検査方法としても有用性が期待されます。
参照元:https://www.tokyo-med.ac.jp/news/2020/0514_170847002331.html

【COVID-19の流行状況を把握する上での下水疫学調査の有用性を提唱】

新型コロナウイルスの RNA が感染者の糞便中のみならず下水中からも検出されるという調査事例が急速に蓄積されてきていることを受けて、北海道大学大学院工学研究院の国際共同研究グループは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行状況を把握する上での下水疫学調査の有用性を提唱する総説論文を世界で初めて発表しました。
COVID-19 の流行状況を把握する上で下水疫学調査データが重要な情報となる可能性が明らかになりました。
参照元:https://www.hokudai.ac.jp/news/2020/05/-covid-19.html

【COVID-19陽性と関連する社会疫学的要因 – Lancet】

COVID-19に関する社会疫学的研究が進んでいます。
15日、The Lancet Infectious Diseasesに、イギリスのGP診療から得られた1月28日から4月4日までのデータを用いた観察研究の結果が掲載されました。
感染リスクとして、男性、高齢、貧困、人口密集地域、民族性、肥満、慢性腎疾患などが挙げられました。他の社会経済的要因との交絡も含めて、さらなる調査が期待されます。
参照元:https://www.thelancet.com/pdfs/journals/laninf/PIIS1473-3099(20)30371-6.pdf

詳細はこちらから:AntaaNEWS 2020年5月20日放送分ダイジェスト

AntaaNEWS 2020年5月19日放送分

【糖尿病患者のバーチャルケア – Ciabetes Technology & Therapeutics】

COVID-19のパンデミック下で、遠隔医療の発達がみられます。12日、Diabetes Technology & Therapeuticsに掲載された研究成果によって、糖尿病入院患者の血糖コントロールのためにバーチャルケアを利用しても血糖値に悪影響が生じないことが示されました。この成果は遠隔地の患者の診療にバーチャルケアを活用できる可能性を示唆しています。
参照元:https://www.liebertpub.com/doi/10.1089/dia.2020.0206

【世界経済に最大で9.7%の損失 – アジア開発銀行】

パンデミックがもたらした世界経済への影響は甚大です。
15日、アジア開発銀行は世界経済が最大で9.7%もの損失を受ける可能性があると述べた上で、雇用への影響や、金融危機などの可能性について警告しました。待ち受ける経済的課題への実効的対策を考える必要があります。
参照元:https://medicalxpress.com/news/2020-05-virus-percent-global-economy-adb.html

【CT検査領域における医療従事者保護 – American Journal of Roentgenology】

院内の感染制御について様々な側面から検討が進められています。American Journal of Roentgenologyにプレプリントとして公開された論考は、中国の放射線科医のチームがCT検査プロセスにおける医療従事者の保護対策について検討したものです。COVID-19の迅速なスクリーニングと早期診断にCTスキャンが果たす役割は大きく、感染対策についても十分に検討されることが期待されます。
参照元:https://www.ajronline.org/doi/10.2214/AJR.20.23112

詳細はこちらから:AntaaNEWS 2020年5月19日放送分ダイジェスト

AntaaNEWS 2020年5月18日放送分

【医療現場の最前線にある真実を、医師自らが語るドキュメンタリー公開】

株式会社AGREEが運営する医療相談アプリ「LEBER」(リーバー )は、現代の日本の医療が抱えるさまざまな問題を現場の医師たちが証言する、インタビュー動画のシリーズの公開をはじめました。日本の医療が直面するさまざまな課題や、医療関係者から寄せられる提案をカタチとして残る映像作品とし、多くの人が考えるきっかけとなることが期待されます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000033619.html

【公衆衛生的介入の定量評価モデル – Science】

公衆衛生的介入の有効性を評価するためのモデルは将来への見通しを提供します。
15日、マックスプランク研究所とゲッティンゲン大学の研究者らによってScienceに掲載された論文によれば、過去の封じ込め措置に関するドイツのCOVID-19の症例数の分析から、今後数週間もシナリオを導き出すことに成功したとのこと。
このモデルは他の国における介入の有効性に関する評価にも活用されることが期待されます。
参照元:https://science.sciencemag.org/content/early/2020/05/14/science.abb9789.full

【COVID-19の心血管系合併症】

COVID-19の心血管系合併症に関する報告です。
American Journal of Emergency Medicineに掲載された論文によれば、COVID-19は心不全、心筋梗塞、血栓による脳卒中などの深刻な心血管系合併症を引き起こす可能性があるほか、心血管系のための治療薬と相互作用する可能性があることが警告されています。心血管系イベントに関する言及は従来比較的少なかったため、この論文は新たにガイドラインとして役立てられることが期待されています。
参照元:https://www.ajemjournal.com/article/S0735-6757(20)30277-1/pdf

詳細はこちらから:AntaaNEWS 2020年5月18日放送分ダイジェスト

AntaaNEWS 2020年5月15日放送分

【COVID-19と腸虚血が関連している可能性 – Radiology】

画像所見によれば、COVID-19は腸虚血を引き起こす可能性があります。11日、Radiologyに掲載されたレトロスペクティブ研究によれば、COVID-19患者はしばしば腸虚血を示唆する腹部画像所見を呈しており、実際に病理において腸虚血が確認されている症例があるとのこと。機序を解明するために、さらなる研究が必要とされています。
参照元:https://pubs.rsna.org/doi/10.1148/radiol.2020201908

【FDAが医療者のトレーニング不足を補うためAIシステムをスピード承認】

米食品医薬品局(FDA)が、心エコーのAIソフトウェアのアップデートを異例の速さで承認しました。承認されたCaption HealthのCaption Guidanceは、AIによるリアルタイムナビゲートによって心臓超音波検査への習熟が無い者でも高品質な画像を得ることのできるAIガイド画像システムです。COVID-19の感染拡大によりリソース不足が深刻化する中で、この様なAIシステムが医療現場を技術的にサポートすることの需要が高まっており、今後も同様の事例が続くことが予想されています。
参照元:https://captionhealth.com/products/caption-ai/

【COVID-19の解析プラットフォームが発表され、協力者を募集中】

現在進行中の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックを研究者が総力を挙げて解決するための公開知見リポジトリとして、COVID-19 分子地図を構築しました。
の分子地図の作成により、SARS-CoV-2の複製サイクル、宿主との相互作用、免疫系の反応、修復メカニズムに焦点を当てた網羅的な分子間相互作用情報を集約することが期待されます。
現在、世界中の研究コミュニティからの協力が集まってきています。
参照元:https://www.nature.com/articles/s41597-020-0477-8

詳細はこちらから:AntaaNEWS 2020年5月15日放送分ダイジェスト

AntaaNEWS 2020年5月14日放送分

【COVID-19の重症度予測を可能にするAIモデルの開発を目指す】

COVID-19の重症度予測に関する研究の紹介です。
Charles Sturt Universityの研究チームは、医療画像と周辺情報からCOVID-19の検出とその重症度を予測するAIモデルの開発に取り組んでいます。
このプロジェクトでは、胸部単純レントゲンや胸部CTなどの医療画像だけでなく、年齢や既往歴、呼吸様式などの多様なデータを含めたマルチモーダル学習によって適切なモデルの構築を図ります。
重症度評価手法のひとつ、Australian Triage Scale(ATS)を拠り所として、COVID-19の正確な重症度予測を実現することを目指すということです。
参照元:https://news.csu.edu.au/latest-news/world-first-computing-and-artificial-intelligence-covid-19-severity-scoring-study

【COVID-19パンデミック下における臓器移植の減少 – Lancet】

臓器移植の実施数が著減しています。
11日、Lancetに掲載された論考によれば、フランスとアメリカにおいて、腎臓をはじめ、心臓、肺、肝臓などの移植数が大幅な減少を経験しているとのこと。
臓器移植に伴う感染リスクへの対処などが影響したものと考えられています。
参照元:https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(20)31040-0/fulltext

【嗅覚喪失に嗅上皮の支持細胞が関与している可能性 – ACS】

嗅覚喪失はCOVID-19の感染初期の症状として知られています。7日、ACS Chemical Neuroscienceに掲載された論文は、SARS-CoV-2の侵入に関係しているとされるACE2とTMPRSS2が特に嗅上皮の支持細胞で発現していることを示しています。このデータは、嗅上皮の支持細胞がSARS-CoV-2の感染とCOVID-19の嗅覚障害に関与していることを示唆しています。さらなる研究が期待されます。
参照元:https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acschemneuro.0c00210

詳細はこちらから:AntaaNEWS 2020年5月14日放送分ダイジェスト

AntaaNEWS 2020年5月13日放送分

【アビガンとフサンの併用療法の臨床研究が開始】

新型コロナウイルス感染症の治療薬の使用に新たな一歩です。新型コロナウイルスへのアビガンとフサンの併用療法の臨床研究が東大附属病院、および多施設共同で開始されました。フサンはアビガンとは違う経路でウイルスの増殖を防ぐため、この2剤の併用により、相加的な効果が得られることが期待されます。さらにフサンの血栓抑制作用により、新型コロナウイルスの重症化を防ぐのにも役立つことが期待されます。
参考元:https://jrct.niph.go.jp/latest-detail/jRCTs031200026

【革新的酸化剤MA-T®で新型コロナウイルスを98%以上消毒】

新型コロナウイルスに有効な画期的な消毒薬が確認されました。大阪大学と科学技術振興機構が研究を進めている革新的酸化剤である「要時生成型二酸化塩素水溶液(MA-T®)」が新型コロナウイルスに対しても有効に消毒できることを確認しました。MA-T®は、株式会社エースネットが17年の歳月をかけて開発した除菌・消臭剤のシステムで、ANA、JAL、PEACHなど日本のほぼ全ての航空機で採用され、多くのホテルでも利用されています。医療現場における二次感染の防止のほか、マスクや防御服に対しても消毒して直ぐに使うことのできる液剤として役立つことが期待されます。
参考元:https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2020/20200508_2

【物議を醸すCOVID-19感染証明書 – Lancet】

Lancetの記事の紹介です。チリでは、COVID-19からの回復者のための証明書が計画されています。これは、再感染や他者への感染のリスクについて患者を安心させるためのものですが、現時点ではCOVID-19の免疫や再感染についての医学的理解が不十分であり、時期尚早な措置であるとして、物議を醸しています。十分な議論が求められています。
参考元:https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(20)31096-5/fulltext

詳細はこちらから:AntaaNEWS 2020年5月13日放送分ダイジェスト

AntaaNEWS 2020年5月12日放送分

【新型コロナに特異性の高い中和抗体を取得】

新型コロナウイルスの治療法開発に日本で大きな一歩がありました。北里大学の片山和彦教授ら及び、株式会社 Epsilon Molecular Engineering、花王株式会社安全性科学研究所の研究グループは、新型コロナウイルスに対して感染抑制能を有する VHH 抗体の取得に成功しました。この研究によって新型コロナウイルスの治療薬や検査薬の開発に拍車がかかることが期待できます。 参照元:https://research-er.jp/articles/view/88583

【新型コロナの画像診断とAI技術のコラボ】

新型コロナウイルスのAI技術を利用した画像診断の研究が進んでいます。欧州最大のがん治療病院として知られるイギリスのロイヤルマースデン病院は、Imperial College LondonとInstitute of Cancer Researchの共同して、胸部の画像上変化について、新型コロナウイルス感染によるものと悪性腫瘍治療薬の副作用によるものの識別するAI技術の開発を進めています。この研究が進めば、新型コロナウイルス感染者とがん患者双方の治療に対してより適切な治療を行うことができるようになります。
参照元:https://aitimes.media/2020/05/08/4841/

【COVID-19によるワクチン需要の急激な低下 – CDC】

COVID-19の流行を承けて、ワクチンの需要が減少しています。
CDCは金曜日、アメリカで国家非常事態が宣言されて以来、麻疹などの病気に対するワクチンの注文が減少したことを発表しました。
社会的距離を保つために在宅で過ごしていた人が多かったことが影響しているとみられます。
COVID-19に対処するとともに、従来の公衆衛生上の戦略を維持するための努力が求められています。
参照元:https://medicalxpress.com/news/2020-05-vaccine-plummet-coronavirus-outbreak-cdc.html

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AntaaNEWS 2020年5月8日放送分

【N95マスク再利用のための消毒法 – ACS Nano】

現在、N95を再利用するために最も効果的な消毒法は加熱であると考えられます。5日に米国化学会のジャーナルACS Nanoに掲載された論文によれば、20サイクルの消毒を行った際、乾燥状態で100℃まで加熱する方法では濾過性能が保たれた一方、紫外線照射ではわずかに劣化が見られたとのこと。これ以外の方法は濾過効率の低下を招くとされています。
参照元:https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acsnano.0c03597

【COVID-19を症状から追跡するアプリ – MGH】

5日にScienceに掲載されたレポートの紹介です。COVID-19の症状を追跡するアプリが開発され、米国と英国で250万人を超える人々によって使用されています。このアプリは、COVID-19に関する貴重なデータを生み出しました。 プライバシーを確保しながら、感染拡大状況をリアルタイムに把握できる可能性のあるシステムとして、さらなる活用が期待されています。
参照元:https://science.sciencemag.org/content/early/2020/05/05/science.abc0473/tab-article-info

【SARS-CoV-2が2019年から蔓延していた可能性 – フランス】

COVID-19の感染拡大は想定されていたよりも早い時期から始まっていた可能性があります。
3日、International Journal of Antimicrobial Agentsに掲載された論文は、フランスにおいて、2019年12月にICUに入院していた患者の検体を利用してレトロスペクティブ・スタディを行ったところ、当時からCOVID-19が蔓延していた可能性が示唆されました。
疫学モデルの再検討が求められています。
参照元:https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0924857920301643

詳細はこちらから:AntaaNEWS 2020年5月8日放送分ダイジェスト

AntaaNEWS 2020年5月7日放送分

【消化器専門医のための新たなCOVID-19ガイダンス – AGA】

4日、米国消化器学会(AGA)は、COVID-19の消化器症状などについてのレビューを公開しました。
当初の推定ほどは一般的ではないものの、非定型的に消化器症状を呈する可能性があるとしています。完全版はGastroenterologyに掲載されており、消化器系の専門医のためのガイダンスとして活用されることが期待されます。
参照元:https://els-jbs-prod-cdn.jbs.elsevierhealth.com/pb/assets/raw/Health%20Advance/journals/ygast/AGA_COVID_GI_Rapid_Review.pdf

【医療従事者のCOVID-19感染リスクを下げる要素 – オレゴン健康科学大学】

医療従事者のCOVID-19感染リスクは大きな課題です。
この問題に関して、オレゴン健康科学大学の研究者らがWHOの支援を受けて作成したレビューが5日、Annals of Internal Medicineに掲載されました。
このレビューは、感染防止のためのトレーニングに加えて個人用保護具を使用することで感染のリスクが低下することを示しています。
参照元:https://annals.org/aim/fullarticle/2765801/epidemiology-risk-factors-coronavirus-infection-health-care-workers-living-rapid

【経済的インセンティブによるオピオイド治療の改善 – ペンシルバニア大学】

経済的インセンティブが治療を改善する可能性があります。
ペンシルバニア大学の研究者らがAnnals of Emergency Medicineに投稿した論文によれば、オピオイド使用障害患者にブプレノルフィンを使用するための追加資格の取得に経済的インセンティブを与えたところ、実際にこの資格を取得した救急医が劇的に増加したとのこと。
このほかにも、資格取得そのもののハードルを下げることを含め、現場の治療を改善するために様々な手法が検討されています。
参照元:https://www.annemergmed.com/article/S0196-0644(20)30140-2/pdf

★5月9日20時〜オンライン配信!医学生起業家・中村恒星さんー医学生と考える「起業」ー

今週土曜日、5月9日夜20時から、大切な人へ、食の喜びと栄養を贈る“完全栄養チョコレート”を考案された、医学生起業家・中村恒星さんをお招きして、オンラインセミナーを開催致します。 

登録されていない方はこの機会にAntaa Facebook グループ「Antaa〜つながる力〜」へ、ぜひ登録・ご参加ください!
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詳細はこちらから:AntaaNEWS 2020年5月7日放送分ダイジェスト

AntaaNEWS 2020年5月6日放送分

【心血管診療の再開に向けたガイドライン -AHA-】

COVID-19パンデミック下における心血管疾患の診療再開を目指して、米国心臓病学会(AHA)は北米の14の学会と共に、4日、ガイドラインを発表しました。
COVID-19曝露のリスクと心血管疾患の迅速な診療の必要性とのバランスを取るため、感染予防から倫理的公正性の担保まで、幅広く言及されています。本ガイダンスはAHAの学会誌などに掲載されています。
参照元:http://www.onlinejacc.org/content/early/2020/04/23/j.jacc.2020.04.063

【COVID-19が明らかにした健康格差 -AHA-】

4日、米国心臓病学会(AHA)の旗艦ジャーナルCirculationに掲載された論考の紹介です。
この論考によれば、COVID-19による入院、死亡、陽性の症例は、ヒスパニック/ラテン系アメリカ人やネイティブアメリカンにおいて高い割合を示しているとのこと。
「COVID-19のパンデミックから得られた教訓は、長年の社会的、人種的/民族的較差に対処する機会として捉え直す必要がある」と書かれています。
参照元:https://www.ahajournals.org/doi/abs/10.1161/CIRCULATIONAHA.120.048126

追跡アプリの試験運用を開始 – NHS】

イギリスでは、ロックダウンの緩和に向けて、患者追跡システムの試験運用が行われます。
NHSによって開発されたCOVID-19感染者を追跡するためのアプリが、イギリス・ワイト島で今週後半にも公開される予定です。
ロックダウンの緩和の是非については依然議論がありますが、このシステムが感染拡大防止に貢献することが期待されます。
参照元:https://medicalxpress.com/news/2020-05-uk-app-ease-lockdown.html

【COVID-19の新たな診断法 – スペイン・ナバラ大学】

COVID-19診断のための新たなアプローチの紹介です。
スペイン・ナバラ大学の応用医学研究センターが開発したCOVID-19の診断プラットフォームは、市販の抽出試験キットとは異なり、大量のサンプルを並行して処理できるRNA抽出法で構成されています。
このプロトコルは、無症候の症例を95%の感度で検出できるとされており、オンラインで無料で利用することができます。
参照元:https://www.protocols.io/view/manual-silane-magnetic-bead-based-high-throughput-be8bjhsn

詳細はこちらから:AntaaNEWS 2020年5月6日放送分ダイジェスト

AntaaNEWS 2020年5月4日放送分

【COVID-19対策のために協力を強化 – WHOとEIB】

COVID-19をはじめとする喫緊の課題に対応するため、WHOとEIB(欧州投資銀行)は、新たなパートナーシップを発表しました。
特に、アフリカにおけるプライマリヘルスケアの改善が目標とされています。
投資の拡大によって、様々な対策が円滑に進むことが期待されます。
参照元:https://www.who.int/news-room/detail/01-05-2020-who-and-european-investment-bank-strengthen-efforts-to-combat-covid-19-and-build-resilient-health-systems-to-face-future-pandemics

【大阪では1%程度が抗体を保持 – 大阪市立大学】

大阪市立大学が米国企業と共同開発した抗体価測定システムを利用して、同大学医学部附属病院をCOVID-19以外の目的で外来受診した患者さんの残余血清を無作為抽出検査したところ、抗体陽性率はおよそ1%程度であることが判明したとのこと。
まだまだ感染拡大への注意が必要であると考えられます。
参照元:https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/news/2020/200501

【フランスは緊急事態宣言を7月24日まで延長】

フランス政府は土曜日、新型コロナウイルスのための非常事態宣言を2ヶ月間延長し、外出制限が部分的に解除された後でも厳格なウイルス対策を実施できるようにすることを明らかにしました。
内務大臣は「ウイルスとの共存の仕方を学ぶことが、来たる数か月間の命運を握っている」と述べました。
参照元:https://medicalxpress.com/news/2020-05-france-virus-emergency-july.html

【湊真弥先生「子育てしながら仕事をするのは楽しい!を伝えたい」インタビュー記事公開】

板橋中央総合病院:総合診療科・緩和ケア科の湊真弥先生のインタビュー記事が公開されました。
湊先生は、昨年2019年5月に第一子をご出産され、その後もママ医としてご活躍されています。
そんな湊先生に、先生の経歴から、ママ医の働き方についてなど幅広いお話を聞かせていただきました。ぜひお読みください!
参照元:https://med.antaa.jp/Mama_Doctor_+Interview

詳細はこちらから:AntaaNEWS 2020年5月4日放送分ダイジェスト

AntaaNEWS 2020年5月1日放送分

今回一緒にお届けするのは、近江八幡市立総合医療センター/滋賀家庭医療学センター救急科・総合内科の徳田嘉仁先生!
プライベートの秘密も明らかになるかも…??必見です!

『接触者追跡アプリ、200万人近くがダウンロード – オーストラリア』

オーストラリアでは、新型コロナウイルスの追跡を容易にするために設計された新しいスマートフォンアプリがリリースされました。
このアプリは、プライバシーの懸念があるにもかかわらず、リリースから24時間以内に190万ものダウンロード数を記録。
多くのオーストラリア国民が、Social Distancingの一刻も早い解除を望んでいることが伺われます
参照元:https://medicalxpress.com/news/2020-04-million-australians-download-coronavirus-tracker.html

『COVID-19の血清学的診断の実用化に向けて – 大阪市立大学』

抗体価を指標とした新型コロナウイルス感染症に対する血清学的診断法の臨床試験開始へ。
新型コロナウイルスの血清学的検査が実用化に向けて動き出しています。
大阪市立大学の研究グループは、新型コロナウイルスの抗体価測定システムをMokobio Biotechnologyと共同開発し、4月15日より臨床試験を開始しています。
検体採取時のリスクを下げるほか、既感染の判定にも活用可能であり、低価格かつ迅速な診断法である点など、従来のPCR検査と相補的な役割を果たすことが期待されます。
参照元:https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/news/2020/200427 

『手術室からICUへの転換- NEJM』

COVID-19の急激な感染拡大に対応するためのアプローチの紹介です。
24日、NEJMに掲載された記事によれば、ニューヨーク・プレスビテリアン病院では、手術室をICUとして利用することで、クリティカルケアのためのリソースの不足を補っていたとのこと。
送気を逆転させるなどの工夫によって、緊急の状況に対応していたようです。
URL:https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMc2010853?query=featured_coronavirus

『UML@京都 イベントレポート公開』

去る2019年11月18日に開催されたUnited Medical Leaders(UML)@京都のイベント記事が公開されました。
UMLとは、若手医師&医学生が、出身大学や標榜科などの枠を超え、新しい知識・感覚・人脈に触れて、自らの可能性を広げ、次世代の医師のつながりをつくるサミット。
今回は、「『臨床』について再考する〜医療に潜むウソと本音〜」をテーマに、総合内科医の國松淳和先生と医療人類学者の島薗洋介先生を講師としてお迎えしました。
前夜祭の様子から、熱を込めてレポートされています。ぜひご覧ください!
参照元:https://med.antaa.jp/uml00012

詳細はこちらから:AntaaNEWS 2020年5月1日放送分ダイジェスト

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